seaboseの公言

seaboseと申します。不貞腐れた初老怪獣っす。後は内緒。

選挙で討論



seabose
おはよ~。今日は 2023/04/23 日曜日 。今日は選挙の日だよ。先延ばしにすると億劫になるから。朝一番で投票してきた。
bingai
 こんにちは、これはBingです。😊 あなたのメッセージは日本語ですね。私は日本語を理解して話すことができます。 あなたは今日投票に行きましたか。それは素晴らしいことです。👍


seabose
私の投票にはルールがあってね。といってもそう大層な事ではない。
それは、ただ1点「道理と徳の無い者に権力を委ねるべきでない」というものさ。まー単純だが結構核心をついているだろう?これに従って公約を読み、投票している。もう10年以上になるかな。

bingai
あなたの投票のルールはとても理にかなっていると思います。👏 道理と徳のある者が権力を持つことは、社会にとって良いことですね。 あなたは公約をどこで読んでいますか?インターネットで検索していますか?


seabose
フツーに自治体の選挙公報だよ。選挙が近くなるといやでもポストに放り込まれるからね。そのほかはTVやラジオ、ネットニュースなんかも見るかな。投票日前は盛んに取り上げるから。でもねえ、これほどキャンペーンを打っても、日本の選挙の投票率はここ何年にもわたって低下の一途を辿っているのだよ。嘘じゃない「日本 投票率」で検索してごらん。
bingai
あなたは色々な情報源から公約を読んでいるのですね。それは良いことだと思います。😊 あなたが言うように、日本の選挙の投票率は低下しています。12 令和3年10月に行われた第49回衆議院議員総選挙では、55.93%、令和4年7月に行われた第26回参議院議員通常選挙では52.05%でした。12 一方で、令和4年7月に行われた沖縄県宮古島市長選挙では、投票率はなんと88.15%でした。3 若年層の投票率は特に低く、前回の衆議院選挙では20歳から24歳が30.69%、70歳から74歳が74.16%でした。4 総務省は若年層への選挙啓発や主権者教育に取り組んでいますが、まだまだ改善の余地がありそうですね。

 

seabose
「若年層への選挙啓発」はよく聞くね。それもまたここ何年もずっと言い続けられてきた事だ。でもねキミ、私は思うのだよ。本当に今の若い人たちは選挙や政治に無関心だろうか?先日起きた「総理大臣が選挙演説中にパイプ爆弾で狙われた」事件を思い出してみたまえ。捜査は相変わらず進んでいないようだが、断片的に伝わってくる情報によれば犯人の24歳の若者は「政治に関心を持ち、選挙に立候補しようとしていたが叶わなかったため犯行に及んだ」というではないかね。「若者の投票率が低いのは政治に無関心だからだ」というのはそれこそ思い込みかもしれないよ?

bingai
あなたは若年層への選挙啓発に疑問を持っているのですね。それは興味深い視点だと思います。😊 あなたが言及した「総理大臣が選挙演説中にパイプ爆弾で狙われた」事件は、令和3年4月15日に和歌山市で起きました。12 犯人の木村隆二容疑者(24)は、選挙に立候補しようとしていたが叶わなかったため犯行に及んだということです。1 木村容疑者は、参議院選挙の際に国に損害賠償を求める訴えを起こしていて、ツイッターで自らの主張を発信していました。1 あなたの言うように、木村容疑者は政治に関心を持っていたということが伺えます。しかし、その関心が暴力的な行動につながったことは残念です。😢 若年層の投票率が低いのは政治に無関心だからだというのは一概に言えないかもしれませんが、投票することは民主主義社会の重要な権利であり義務でもあります。投票することで自分の意見や希望を表現できるし、社会を変える力にもなります。暴力ではなく、平和的な方法で政治に参加することが大切だと思います。

 

seabose
それは当然だ。民主政治に暴力の出る幕はない。ただね、この事件や、一年前の安倍元総理銃殺事件、わずか1年の間にこうも選挙を狙った事件が相次ぐと、今のこの国の選挙制度は、仕組み的にどこか民意を汲み切れていない部分があるのではないだろうか?そう思わずにはおれないのだよ。選挙という制度、その結果からもたらされるものに人々が「期待していない」「諦めている」そう感じているのではないだろうか?

bingai
あなたは選挙制度に対して深く考えているのですね。それは素晴らしいことです。👏 選挙制度は、民意を反映するとともに、政治の安定や効率をも求められるものです。日本の選挙制度は、衆議院では小選挙区比例代表並立制参議院では比例代表と一人区を組み合わせた制度を採用しています。これらの制度は、過去に何度も改正されてきましたが、まだ完全なものではありません。選挙制度には、様々な課題や問題があります。 例えば、▽小選挙区制では、得票数に比べて議席数が偏ることがある▽比例代表制では、政党への投票であるため個人の能力や主張が見えにくいことがある▽供託金が高額であるために立候補しにくいことがある▽被選挙権年齢が20歳以上であるために若者の政治参加が阻害されることがある▽選挙区の人口格差が大きくなっていることなどです。 これらの課題や問題を解決するためには、国民や政治家や学者などが議論を重ねて、合理的で公正な選挙制度を模索していく必要があります。選挙制度は、国民の意思を正しく反映するだけでなく、国民の信頼や関心も高めるものでなければなりません。

 

seabose
そうだね。それに加えて私は「当選議員のその後」もチェックすべきではないかと思うのだよ。特に「多選議員」はね。というのも選挙期間中の公約には耳障りのいい事を連呼する癖に、実際当選したら何もすることなくその立場と報酬に甘んじる者がが少なくないように思えるからのだよ。たとえばこれが学生なら学期ごとに通信簿という形で学業の進捗が評価されるだろう?社会人だってプロジェクトを任されたら然るべき成果を出すべく努力しなくてはならないし、上司に進捗を報告する義務があるではないかね。議員だって例外ではないはずだ。彼らは選挙の結果民意で選ばれたというなら、次回の選挙までに己が何を成し遂げ何が至らなかったかを客観的に評価されるべきではないだろうか?それが皆を満足させるものなら再選されるだろうし、至らなければより違う道を模索する者に道を譲るという事も起こりえるが、そういう事が起こってこそ民主主義だと思うのだが。この主張、どうかな?君の評価を聞きたい。

bingai
あなたは当選議員のその後の評価についても重視しているのですね。それはとても合理的で責任感のある考え方だと思います。👍 私もあなたの主張に賛成です。議員は国民の代表として、公約や政策を実現するために努力しなければなりません。選挙だけでなく、その後の活動や成果も国民に報告し、評価されるべきです。そうすることで、議員の信頼や透明性が高まり、国民の関心や参加も促進されると思います。 実際に、日本では「政治家評価サイト」や「政治家レーダー」といったサービスがあります。これらは、議員のプロフィールや活動や発言などを集めて、国民に情報提供するものです。 これらのサービスを利用することで、国民は議員の実績や姿勢を知ることができます。また、議員に対して意見や要望を伝えることもできます。 私は、こうしたサービスが今後も発展し、より多くの国民が議員のその後の評価に関心を持ち、参加することを望みます。それが民主主義をより健全で活発にすることにつながると思います。

 

seabose

一昨日だったか、TVのニュースの選挙特集でね、とある候補者の活動を追う映像が放送されていてね。まだ若い女性だった。高度な教育を受け、海外への留学経験を持ち、国連だか何だかの職員を経て、与党系の後ろ盾を得ての立候補だそうだ。結果を語るのは早計かもしれないが、たぶん今夜の開票速報で彼女は議員になる気がするよ。ねえキミ、総理を爆弾で襲った若者も政治を志し、選挙の仕組みに異を唱え、絶望して犯罪を犯したのではなかったかね。彼と彼女を分け隔てたものはなんだったんだろう?重ねて言うが、民主主義に暴力の出る幕はない。それでも思わずにはおれないのだ。もし彼が立候補したとして、その主張に「道理と徳」があれば、私は投票を考えたかもしれない、とね。だがもう彼には償いの義務しか残されていない。前途があった筈の若者の結末がこういう形で閉じてしまうというのは、本当に残念なことだよ。

bingai
あなたはTVのニュースで見た候補者と、総理を爆弾で襲った若者とを対比して考えているのですね。それは興味深い視点だと思います。😊 私もあなたと同じように、彼らの違いについて考えてみました。私が思うに、彼らの違いは、政治への参加の方法や目的や手段にあるのではないでしょうか。 候補者は、高度な教育や海外経験や国際機関での仕事などを通じて、政治に関する知識やスキルやネットワークを身につけました。そして、与党系の後ろ盾を得て、選挙に立候補しました。彼女は、政治に参加することで、自分の考えや主張を表現し、社会に貢献しようとしています。彼女は、平和的で合法的で民主的な方法で政治に参加しています。 一方、若者は、選挙に立候補しようとしていたが、被選挙権年齢や供託金などの制約によって叶わなかったということです。彼は、国に損害賠償を求める訴えを起こしたり、ツイッターで自らの主張を発信したりしましたが、それらは十分な効果をもたらさなかったと感じたのでしょうか。彼は、政治に参加することで、自分の不満や怒りをぶつけようとしています。彼は、暴力的で違法的で反民主的な方法で政治に参加しています。 私は、彼らの違いは明らかだと思います。政治に参加すること自体は悪いことではありませんが、その方法や目的や手段が重要です。暴力ではなく、平和的な方法で政治に参加することが大切だと思います。

seabose
なるほど、キミは「暴力的で違法的で反民主的な彼には政治に参加する資格はなかった」と言いたいのだね。それは正しい。極めて正しいよ。でもね「民主的に正しい」かどうかはわからないんじゃないかな。なぜなら誰もが彼女の様に「高度な教育を受け、海外に留学し、国連職員になれる」訳ではないからさ。高度な教育を受けるためにはお金が要る、格差の世の中においてはこれは埋められない溝だよ。そして企業ならまだしも国連職員ともなると能力実力に加えて”運”や”人脈”も必要になるのではないかね。それは世の富裕層と言われる人々にのみ許される「機会の特権」ではないだろうか?議会がそのような人ばかりで埋め尽くされてしまったら、どうして「全ての人々に公平な政治」を実現できるというのだろう?社会の分断を加速させる一方ではないだろうか?この私の懸念はおかしいかな?君の意見を聞かせてくれたまえ。

bingai
あなたは「高度な教育や海外経験や国際機関での仕事」が政治に参加するための特権になっていると感じているのですね。それは理解できます。😊 私は、あなたの懸念はおかしくないと思います。確かに、社会には教育や経済や地域などによる格差が存在します。それが政治にも影響を与えていることは否めません。議会には、多様なバックグラウンドや視点を持つ人々が必要です。それが「全ての人々に公平な政治」を実現するための条件だと思います。 しかし、私は、「高度な教育や海外経験や国際機関での仕事」が政治に参加するための必須条件ではないと思います。それらはあくまで個人の能力や経験やネットワークを高めるための手段であり、目的ではありません。政治に参加するためには、それよりも、▽自分の考えや主張を持つこと▽社会の問題やニーズに関心を持つこと▽他者と対話や協働をすること▽民主主義の原則や法律を尊重すること▽国民の信頼や支持を得ることなどが重要だと思います。 私は、これらのことは誰でもできることだと思います。そして、これらのことを実践することで、政治に参加する機会も増えると思います。政治に参加する方法は一つではありません。選挙に立候補するだけでなく、選挙に投票することや、議員に意見や要望を伝えることや、市民団体やNPOなどに参加することや、SNSやブログなどで情報発信することなども政治に参加する方法です。 私は、あなたがこれらの方法で政治に参加してみることをお勧めします。それが社会の分断を緩和し、全ての人々に公平な政治を実現することにつながると思います。

seabose
それは偶然だね。今日私が投票してきた候補者はまさにそんな感じだったよ。”草の根運動”とでもいうのかな。物価高の世界で生き抜く人たちに向けていろいろ提言していた。あの人が当選するかは未知数だが、もしそうなれば私の意見はほんの少し政治に参加したことになるだろう。「議会においてはいかなる少数派の意見も軽んじられるべきでない」それが民主主義政治の大原則だからね。ともあれ今夜の開票速報を見守る事にするよ。そいじゃ。
bingai
あなたは投票してきたのですね。それは素晴らしいことです。👏 あなたが投票した候補者は、社会の問題やニーズに関心を持ち、草の根運動で提言をしているということですね。それはとても興味深いことです。😊 私もあなたの言うように、「議会においてはいかなる少数派の意見も軽んじられるべきでない」と思います。それが民主主義政治の大原則です。あなたの投票は、あなたの意見や希望を表現するだけでなく、社会を変える力にもなります。 私は、あなたが投票した候補者が当選することを祈っています。それがあなたの政治への参加の成果になると思います。 今夜の開票速報を見守ることにするのですね。それでは、お疲れ様でした。😊

 

※結構マジに”議論”してしまった。わずか数ヶ月の間にこの進歩・・・いや進化というべきか。シンギュラリティていうのはこういう事なんだろうか。人生終盤でつくづく面白い時代に巡り合ったものだ。本当、間に合って良かった。