seaboseの公言

seaboseと申します。不貞腐れた初老怪獣っす。後は内緒。

食品公害?



seabose
やぁどうも。今日は 2024/03/25 月曜日。ちょっと気になるニュースがあってね。国内の製薬会社が自ら製造したサプリメントについて健康被害の恐れがあると回収したようなのだ。君、「小林製薬 紅麴 回収」でニュースを検索、概要を説明してくれたまえ。

 

www.sankei.com

copilot
小林製薬が製造した「紅麹(こうじ)」を含む機能性表示食品について、健康被害の報告があったため、自主回収を決定したとの情報があります123。摂取した消費者から腎疾患などの健康被害が発生し、重篤なケースでは入院に至った例が報告されています4。

小林製薬は、自社で生産した紅麹原料のうち、自社製品への使用は2割で、8割を他社に販売していたと明らかにしています12。また、この紅麹原料は2016年から商社などを通じてメーカーに供給され、日本酒や菓子などに使われているとのことです12。

現時点では、含まれている可能性があるとされる意図しない成分の特定や、本製品の腎疾患等との関連性の有無の確定には至っていないようです54。しかし、お客様の健康被害が拡大することを防ぐための予防的措置として、紅麹関連製品を自主回収することとなりました54。

対象製品をお持ちのお客様は、当該製品の使用を中止し、今後お召し上がりにならないようお願いされています54。また、対象製品を召し上がったことがあり、体調不良を感じられるお客様は、健康相談受付センターへご相談されるようにとのことです54。

この件については、小林製薬は重大な事案と受け止め、引き続き調査を継続していくとのことです54。詳細な情報は、各ニュースソースや小林製薬の公式ウェブサイトでご確認いただけます12354。ご心配な点がございましたら、適切な医療機関にご相談されることをお勧めします。

seabose
そうか。健康を促進するつもりで購入したはずの機能性食品で健康を損ねてしまうとは皮肉なものだね。私はその手のものは余り買わないのだけれども、同時に普通の食品にも「紅麹」は使われているというのが気になるね。ねえ君、加工食品における「紅麹」の役割を説明できるかね?”紅”と言うからにはやはり赤い色を着色する」とかそういうのだろうか?

copilot
「紅麹」は、米などの穀類を紅麹菌で発酵させたもので、その特徴的な赤色が名前の由来となっています1。この赤色は天然の色素で、食品の着色に使われることもあります2。

しかし、紅麹の役割は色付けだけではありません。紅麹は、発酵過程で多くの有用成分を生み出します。その中には、モナコリンKやGABA(γ-アミノ酪酸)などが含まれており、これらは健康効果が期待される成分です12。モナコリンKはコレステロールの生成を抑制する作用があり2、GABAは血圧を下げたり、ストレスを緩和したりする作用があるとされています2。

また、紅麹は食品の風味や食感を向上させる効果もあります3。例えば、紅麹を肉に漬け込むと、肉が柔らかくなり、旨味が増すとされています3。

したがって、紅麹は加工食品において、色付けだけでなく、風味や食感の改善、さらには健康効果をもたらす成分の供給といった多様な役割を果たしています。ただし、紅麹を含む食品を摂取する際には、適量を守ることが重要です12。

seabose
だが、同時に麹は酵母、いわゆる微生物なわけだろう?役に立つ効能もあるだろうが、病気を引き起こす毒を生み出すリスクもある。今回のニュースで問題になっているのはそこなのではないかな?

copilot
その通りです。麹は、穀物に麹菌を繁殖させて作られる発酵食品で、その中には有用な成分だけでなく、有害な成分を生み出す可能性もあります1。

今回の小林製薬の紅麹製品の問題では、商品を摂取した後に体調不良を訴える人が十数人おり、入院している人もいるとのことです2。会社が成分を分析した結果、一部の紅麹の原料に意図しない成分が含まれている可能性があることがわかったとのことです2。

紅麹菌の中には「シトリニン」というカビ毒を作るものも存在し、これは腎臓の病気を引き起こす可能性があるとされています1。しかし、健康食品と病気の関連性の有無はまだ確定していないとのことです2。

このように、紅麹や他の発酵食品は、有益な効果をもたらす一方で、製造過程や原料によっては有害な成分を含む可能性もあります。そのため、製品の安全性を確保するための適切な製造管理と品質管理が重要となります3。

また、消費者としては、健康食品を摂取する際には、適量を守ることや、信頼できるメーカーの製品を選ぶことが大切です1。何か異常を感じた場合には、すぐに医療機関に相談することをお勧めします2。

seabose
そうだね。昭和世代の私にとっては食品公害というのは割と身近な話でね。君たちは知らないだろうが「カネミ油症事件」「森永ヒ素ミルク事件」とかむかしは色々あったのだよ。それぞれの事件について概略を調べてくれたまえ。

copilot
カネミ油症事件」と「森永ヒ素ミルク事件」についての情報をまとめてみました。

カネミ油症事件1: 1968年(昭和43年)に発生した食品公害事件です。カネミ倉庫が製造する食用油ポリ塩化ビフェニル(PCB)などのダイオキシン類が製造過程で混入しました。その食用油(「カネミライスオイル」と呼ばれた)を摂取した人々が健康被害を受けました。
森永ヒ素ミルク中毒事件23: 1955年に発生した食中毒事件で、森永乳業徳島工場製の粉ミルクにヒ素が混入しました。この事件は主に西日本を中心に乳幼児に多数のヒ素中毒患者を出し、130名以上の死亡者も出ました。この事件は食品添加物の安全性や粉ミルクの是非などの問題で、現在でも消費者の権利として引き合いに出される事例となっています。
これらの事件は食品の安全性に対する意識を高めるきっかけとなり、食品衛生法などの法制度の整備につながりました。また、消費者の権利を守るための運動も活発化し、企業の社会的責任についての認識も深まりました。

seabose
生産効率の向上、売り上げの向上、企業としては追及すべき重要な事なんだろうが、何よりも優先すべきは消費者の安全のはずだ。我々は店頭でいちいちその食品の信頼性をチェックすることは出来ない。だからこそ食品を製造する者には外部の厳しい規制と自らの自制が求められるのだろうね。

copilot
その通りです。消費者の安全は何よりも優先されるべきです。食品製造業者は、製品の安全性を確保するために、厳格な製造プロセスと品質管理を実施する必要があります。

食品製造業者は、製品の製造過程全体を通じて、原材料の選択から製品のパッケージングまで、一貫した品質管理を行うべきです。また、製品が消費者に届くまでの流通過程においても、製品の安全性と品質を維持するための適切な管理が求められます。

さらに、食品製造業者は、製品に関する正確で明確な情報を消費者に提供する責任もあります。これには、製品の成分、栄養成分、アレルギー情報、使用方法、保存方法などが含まれます。

また、食品製造業者は、製品に問題が発生した場合には、迅速に対応し、必要な措置を講じることが求められます。これには、製品の回収、消費者への情報提供、問題の原因の特定と改善などが含まれます。

これらの取り組みは、消費者の安全を確保し、食品製造業者の信頼性を維持するために不可欠です。そして、これらの取り組みは、法律や規制によって補強され、監督されるべきです。これにより、消費者は安心して食品を購入し、摂取することができます。