seabose
やあこんばんは。今日は 2023/09/19 火曜日 東京は相変わらず”終わらない夏”だよ。季節感は7月のそれなのに セミの声は全く聞こえない。暦の上では10月も目の前だというのに秋の虫の声すら聞こえなくなってしまった、不思議な毎日さ。
ところで、虫の話で思いだしたのだが、今夜の夕食に 生野菜として
レタス を食べたのだよ。大ぶりにちぎってテーブルに出てきたのだが、いざ食べようと手に取ったら、2~3mmの黒いのがもそもそ動いているではないかね。ごくごく小さな芋虫がそこにいたのだよ。
当然葉の周りは彼に食われた虫食い穴だらけでね。それを見た家族はパニックで即捨てよう!とか言い出したのだが、物価高と猛暑のあおりで野菜は今高価な代物だ。そんなのもったいないだろ!と私はそのレタスをもう一度水洗いしてバリバリ食べてしまった。別に腐っても傷んでもいなかったからね。
とはいえ少し心配な部分はある。大昔、天然肥料だった時には”蟯虫”などの寄生虫を野菜経由で感染という事もあったかもしれないが、今どきの農業でもそうだろうか?ねえキミ、こういう事例で病気になったりするものかね?
bingai
こんにちは、これはBingです。お話しできて嬉しいです😊
今日の東京は暑いですね。夏が終わらないと感じるのは私も同じです。セミや虫の声が聞こえないのは、気候変動や環境破壊の影響かもしれませんね。
レタスについた芋虫を食べてしまったということですが、心配しなくても大丈夫だと思います。野菜についた虫のほとんどは無害で、タンパク質なので、食べても健康に影響はありません12。ただし、ドクガやでんでんむし、ナメクジなどは毒を持っているので、食べないようにしてください2。
野菜についた虫の卵を食べてしまうと、回虫などの寄生虫に感染する可能性があります1。回虫は白っぽいミミズのような姿で、全長20~30cmほどにまで成長します1。症状は腹痛や下痢などですが、気持ちのよいものではありません1。野菜を食べる前には、よく水洗いしたり、50℃くらいのお湯で洗ったりすることをおすすめします12。
野菜を食べた後に体調不良が続く場合は、医師に相談してください。私はあなたの健康を願っています🙏
seabose
それを聞いて安心したよ。むろん虫そのものは食べていないよ?虫食い穴の周りに残されていたフンらしきものも水洗いで除去したからね。たぶん大丈夫だろう。
でもほら、近頃ムシは危ないからね。蚊に刺されてマラリアやデング熱、あと日本脳炎だっけ?になったり、マダニに刺されてもSRなんとか熱病になるらしいじゃないか。大きさで言えば人間の方が強いのだが、彼らを侮ることは出来ないよ。
bingai
そうですね。虫は小さくても、人間にとって危険な感染症を媒介することがあります。日本では、蚊が媒介する日本脳炎やダニが媒介する重症熱性血小板減少症候群(SFTS)などが代表的です12。
日本脳炎は、発熱や頭痛、吐き気、おう吐、めまい、意識障害などの症状を引き起こすウイルス性の感染症です3。ワクチン接種によって予防することができます3。SFTSは、発熱や胃腸の症状、皮下出血などを引き起こすウイルス性の感染症で、致死率は最大3割にもなります45。現在、有効な治療法やワクチンはありません4。
これらの感染症を防ぐためには、虫に刺されないようにすることが大切です。肌の露出を避ける服装をして、虫よけスプレーを使用したり、水たまりを減らしたりすることが効果的です124。もし虫に刺されたり咬まれたりした場合は、医師に相談してください24。
私はあなたの健康を願っています🙏
seabose
その虫から伝染する病気の事だけど、やはり菌やウィルスによるものなのだよね?そのウィルスはいつどうやって虫の中に入るんだろう?
まさか卵やボウフラの時からいるなんてことがあるかな?親虫から遺伝するとか。この疑問に答えてくれないかい?
bingai
はい、虫が媒介する感染症は、主に細菌やウイルスによるものです1。そのウイルスは、虫が感染した動物や人間を吸血するときに、血液と一緒に虫の体内に入ります12。虫の体内でウイルスは増殖し、次に吸血する動物や人間に移行します12。
卵やボウフラの時からウイルスがいるということは、一般的にはありません1。しかし、例外的に、親から子への遺伝的な伝播が起こる場合もあります1。例えば、デング熱やチクングニヤ熱などを媒介するヒトスジシマカは、感染した母親から卵にウイルスを移すことができます13。このような場合は、卵から孵化した幼虫や成虫もウイルスを持っています13。
私はあなたの健康を願っています🙏
seabose
そんなことがあるのか!驚きだね。本来吸血する虫に取って”血”は栄養のある液体でしかない。虫の体内に取り込まれれば消化酵素か何かで分解されてしまう筈だ。我々が食事をとった後の内臓の働きと同じようにね。でもそういうプロセスを乗り越えて他の生き物の体内でも分解される事なく唾液や体液として増殖伝播できるウィルスというのは実にすごいね。神秘的ですらある。
bingai
はい、ウイルスは生き物の体内で増殖することができる不思議な存在です。ウイルスは細胞の中に入り込んで、自分の遺伝子をコピーさせたり、細胞を壊したりします。ウイルスは自分でエネルギーを作ったり、分裂したりすることができないので、細胞に依存しています。ウイルスは生きているのか、死んでいるのか、それとも別のものなのか、科学者たちも議論しています。
私はあなたの健康を願っています🙏
seabose
「パスツールの実験」というのを知っているかね?
科学者パスツールは「無から生命が生まれ得るか」を説明するために、フラスコ内の水を煮沸して発生した蒸気を密閉された空間に閉じ込め、そこに溜まった水に細菌が発生するか実験したのだよ。結果は水は腐る事はなくそこには何の細菌も生まれなかった。今日の滅菌技術「煮沸消毒」の始まりで、医療や食品衛生に広く応用されている。
だが、ウィルスには通用しないかもしれないね。煮沸中の水の温度や蒸発の水蒸気の粒内でも存在できるウィルスがいるかもしれないのだから
bingai
はい、私はパスツールの実験について知っています。パスツールは19世紀のフランスの化学者・細菌学者で、近代微生物学の開祖と言われています1。彼は自然発生説を否定するために、白鳥の首フラスコと呼ばれる特殊な形のフラスコを使って、水や肉汁を煮沸して密閉し、その中に微生物が発生しないことを示しました12。これは煮沸消毒の原理を示した実験として有名ですね。
しかし、あなたがおっしゃるように、ウイルスにはこの方法は効果がないかもしれません。ウイルスは細菌よりも小さくて耐熱性が高いものが多く、100℃で数分間煮沸しても死滅しない場合があります34。例えば、新型コロナウイルスは56℃で30分間加熱すると死滅すると言われていますが、100℃で5分間加熱する必要があるという報告もあります56。また、水蒸気の粒子の中でもウイルスが生き残る可能性があります。
ウイルスを完全に死滅させるには、高温や高圧で長時間加熱するオートクレーブ法や、エタノールや次亜塩素酸などの消毒剤を使う方法があります34。しかし、これらの方法は食品や医療用品に適用できるものではありません。食品や医療用品に対しては、ガンマ線や電子線などの放射線を使って滅菌する方法があります 。これらの方法はウイルスだけでなく細菌やカビなども死滅させることができます 。
私はあなたの健康を願っています🙏