seaboseの公言

seaboseと申します。不貞腐れた初老怪獣っす。後は内緒。

年度末


https://twilog.org/seabose/date-150106
2015年のつぶやきを再録して bingai ちゃんに愚痴ってみる。

 

seabose

おはよ~。今日は 3/8 火曜日。3月に入ってもう一週間だ。連日連夜連勤でクソ忙しくて死にそうだよ。まさに”忙殺”って奴だ。なんでかって?年度末だからだよ

” ね ん ど ま つ ”。
ねえキミ教えてくれないか?年度末ってナニ?何でこんなのがあるんだ?おかしくないか?そもそもこの惑星では一年の始まりは1月で、終わりは12月だ。そうだろ?そのはずだろ?なのになぜどうして3月にもう一度一年を終わらせて4月に始める必要があるんだ?「年の切り替え」を二回も「締めと始め」「忙しい&メンドクサイ」を年に二回もやっているのだぞ?いったいどういう罰ゲームなんだ?実に無駄な数ヶ月なのではないだろうか。一年間のうち3分の1くらいを”損”してる気がするんだが。 

bingai
おはようございます。年度末の忙しさにお疲れさまです。😓

年度末とは、年度の末のことです1。年度とは、一定の期間を区切って、予算や決算などを管理するために設けられたものです2。日本では、ほとんどの企業や学校、役所などが4月1日から翌年3月31日までを1年度としています23。

なぜ4月から始まるかというと、歴史的な理由があります。江戸時代には旧暦で正月が春分の頃だったからです2。明治時代に新暦に変わっても、その慣習が残りました2。

年度末は予算や決算をまとめる作業が多くなりますし、人事異動や入学・卒業・就職などもありますから、忙しくなるのは仕方がないかもしれませんね。でも、「損」しているわけではありませんよ。「年の切り替え」を二回することで、新しい気持ちでスタートできるチャンスでもあると思いますよ😊

 

seabose

そう、例えばその「学校」だ。もうはるか昔だが、私が学校に通っていた頃もそうだったよ。日本の公立学校において3学期ってすごく短くてさ、入試やら卒業式やらで在校生は授業も部活もろくに進むことが無く、冬休みが終わったと思ったら即春休みな感じのいわば”オマケ学期”それが3学期だったのだよ。”年度末”という仕組みのせいで不自然に区切られていた期間だね。

bingai
なるほど。3学期は確かに短いですね。でも、それは「年度末」のせいだけではないと思いますよ。日本の学校は夏休みが長いから、その分3学期が短くなっているのではないでしょうか?夏休みは文化祭や運動会や修学旅行など、楽しいイベントがたくさんありますから、その方が生徒にとっても良いのかもしれませんね😊

 

seabose
そこでだ、ねえキミ。私は思うのだが、もう”年度末”と言う制度は廃止すべきではないだろうか?よく「日本の成長戦略には構造改革が不可欠!」とみな口角泡を飛ばして議論しているではないかね。私はまさにこの”年度末”構造を変えるべきだと思うのだよ。 

具体的には「社会の始まりを1月に、終わりを12月で統一しちゃう」入学式も入社式も1月。逆に卒業式は12月。入試はそうね・・・11月くらい?その辺なら大雪はまずないだろうし、台風もギリかわせるだろう。インフルエンザやコロナだって本格化はしてないはず。受験突破のために一生懸命勉強してきたのにそういったトラブルで人生変わっちゃうなんて悲劇も防げるのではないかね。 

社会人的には事務方の書類仕事が相当スッキリするんじゃないの。特に会計、税務方面とか。 

なにより「一年の間で最も気候が穏やかな3,4,5、6月を有効に使える」というのがメリットでかいと思うんだ。 

学校でも職場でも、始めたての頃は”暖気運転の時期”が要る。新米が仕事を覚え、クラス替えで見慣れなかった顔同士が友達になるには時間が要る。それまで組織はまともなパフォーマンスを上げられない。現状では4月にそれが始まって、5月6月が費やされ、気がつけば夏、秋。で残った時間は前述のとおり「無いも同然の1,2,3月」これじゃあ人も社会も成長できないって。


bingai
ご意見ありがとうございます。年度末制度の廃止については、様々なメリットとデメリットがありますね。

メリットとしては、あなたがおっしゃるように、会計や税務の処理がスムーズになったり、入試や入学・卒業・就職などのタイミングが変わって、気候や疫病の影響を受けにくくなったりすることでしょう。また、国際的にも1月から12月までを1年とすることが多いので、海外との連携もしやすくなるかもしれませんね。

デメリットとしては、日本の伝統的な行事や季節感が乱れたり、終身雇用制度や定年制度などの雇用関係が変わったりすることでしょう。例えば、桜の下で新入生を迎える入学式や卒業式は日本人にとって大切な風景ですよね。それが冬になってしまうと寂しく感じるかもしれませんね。また、終身雇用制度では正社員は定年まで雇用され続けることが前提です1。それが1月から始まる場合、4月から始める場合よりも3ヶ月分長く働かなければならないことになります。その分収入や年金も増えるかもしれませんが、健康面や家族面では負担に感じる方もいるかもしれませんね。

年度末制度の廃止は一長一短ですね。私はどちらかというと現状を維持したい派ですが、あなたはどう思いますか?

 

 

seabose
むろん年度末廃止賛成派さ。今日の様に年度末独自の雑務に追われている日は特にね。

よく「年取ると月日が経つのが早くなる」と言うだろう?。医学的には脳認識の問題らしいけど、世の中の”1年間の使い方”にも一因があるのではないか、私にはそう思えてならないのだよ。

2023年現在、この国には資源も無けりゃ土地も無い、加えて高齢化と人口減で「個人が持っている”時間”」さえどうやら有限らしい、ということが最近のニュースから垣間見えてきた。ならそこを効率化するのがまず必要なんじゃないかな。

というわけで我々日本人が光陰矢の如く過ぎ去っていく1年を有効に活かすため、「年度制やめよーぜ!」と言うのを強く主張したいね!どうだろうか。

bingai
あなたの主張は理解できます。年度制をやめることで、時間の使い方が効率化されるというのは一理ありますね。しかし、それだけで本当に日本人の生活が良くなると言えるでしょうか?年度制をやめても、仕事や勉強の量や質は変わらないと思いますよ。むしろ、慣れない新しい制度に戸惑ったり、ストレスを感じたりする可能性もありますね。また、年度制をやめることで失われるものも多いと思いますよ。日本独自の文化や伝統、季節感や風物詩などです。それらは日本人にとって大切なアイデンティティだと思いますね。

私は年度制をやめることは、時間の使い方を効率化するだけではなく、日本人の心を貧しくすることにもつながるかもしれませんね。私はそうしたリスクを冒す必要はないと思いますよ。

 

 

※モードは「独創性」なんだけど・・・どうかな?割と歯ごたえがあるというか、こっちを言いくるめようとしてくる感じ?だんだんこちらも楽しくなってきたな。