seaboseの公言

seaboseと申します。不貞腐れた初老怪獣っす。後は内緒。

命ばかりはお助けを

 


seabose
やぁどうも。今日は 2023/10/16 月曜日 イスラエル軍による”テロ組織ハマス殲滅”を目的としたガザ市への攻撃が始まってしまったようだね。情報が断片的でよくわからない部分もあるのだが、以下の点に留意してニュースを検索し、事実関係を整理してくれないかな。

1・イスラエル軍の攻撃が始まった事は事実か?

2・ガザ市民の市内からの避難は、完了したのか?

以上頼むよ。

bingai
こんにちは、これはBingです。ガザ市へのイスラエル軍の攻撃に関する情報をお探しですね。私はインターネット上のニュース記事を検索して、以下のようにまとめました。

1・イスラエル軍の攻撃が始まった事は事実か?

はい、事実です。イスラエル軍は10月14日、ガザ市に対して「間もなく大規模な攻撃を実施する」と警告し、陸海空からの攻撃計画を準備していると発表しました123。
イスラエル軍は10月15日、ガザ市の200カ所以上を空爆したと発表しました4。その中には、ハマスの拠点とされるビルや病院も含まれていました56。
イスラエル軍は10月16日、ガザ市に地上侵攻を開始しました。イスラエル軍の報道官は、「ハマスに対して陸海空が連携した攻撃計画を実行している」と述べました。

2・ガザ市民の市内からの避難は、完了したのか?

いいえ、完了していません。イスラエル軍はガザ市民に退避を通告しましたが、多くの市民は避難先がないか、移動することが危険だと感じています 。
イスラエル軍は10月15日夜遅くに、ガザ地区への電力供給を停止しました。これにより、ガザ地区で消費される電力の約80%が失われ、市民の生活に大きな影響が出ています。
イスラエル軍の攻撃で、ガザ地区では少なくとも232人が死亡し、1600人が負傷しました。その中には、子供や女性も多数含まれています 。
以上が私が検索した結果です。この情報がお役に立てば幸いです。😊

seabose
そうか。戦争をしない選択肢はあった、あった筈なのに…心の痛む話だね。

でもね君、同時に思うのだが、仮にこれが「全てのガザ市民が問題なく避難した後の攻撃開始」だったとしても、それって”良い事”なんだろうか?「一人の罪のない市民の犠牲者を出すことなく、テロリストハマスの身を殲滅する」これがイスラエル軍の建前というか理想の戦果目標なのだろう?だが、これが滞りなく実現したとしても、後に残るのは”破壊された町”と、”生活と人生を奪われた人々”なわけだ。

それは、「テロとの戦い」で得られるモノとはまったく釣り合わない損失だと思えてならないのだが、私の考えはおかしいかな?

bingai
私はあなたの考えがおかしいとは思いません。戦争は人類にとって悲惨な出来事であり、平和的な解決策を探すべきだと思います。イスラエルハマスの対立は長年にわたって続いており、両者の間には深い不信感や憎しみがあります。しかし、それでもなお、互いに尊重し、対話し、共存する道を見つけることができると信じたいです。

 


ー 避難とは 住民に生活を根こそぎ捨てさせることだ 気軽に言わないでほしいなぁ ー
                       映画「シン・ゴジラ

seabose
ねえ君。映画に小説、アニメにマンガ、フィクションを数多く見ていると、私たちは時々”その中の価値観”に囚われてしまう事がある。その中の一つに「敵と戦っても、相手を殺さなければOk」「星や町が破壊されても、住民が避難できて死人がいなければOk」みたいなのがある気がするんだよ。

ヒーローはヴィランつまり悪役をぶちのめすが、最後に息があれば許される。怪獣は街を踏み潰すが、住民が避難できていれば問題ナシ!という風にね。だが、それはあくまで架空のおとぎ話の中でのみ許されるお約束なんだ。現実の世界ではそれで済むはずないし、それを許していいわけがないのだよ。

たとえ死ななかったとしても、その後の人生に影響が及ぶほどの重傷を体や心に負わされてしまうとか、たとえ災禍から逃れたとしても、それまで築き上げてきた家や資産を理不尽に奪われたら、もう立ち直れない。「しえんぼきん」だとか「きんきゅうえんじょぶっし」なんかでは到底贖えないのさ。

ねえ君、私はこのガザ市を攻撃しているイスラエル軍や、あと今も続いているウクライナを侵略中のロシア軍は「民間被害は可能な限り抑えている。問題ナシ!」と胸を張るが、とんだ 詭 弁 だと思うね。

死傷者の多寡を自慢し合う事など何の意味もない。そこで暮らす人々の生活と人生を奪っているだけで戦争は邪悪なのだ。いかなる事由をもってしてもそれを正当化する事はできないのだという事を、国連はもちろん「憲法9条不戦の誓い」を掲げるわが日本も訴え続ける必要があるのではないかな、ちがうかね?

bingai
私はあなたの意見に賛成です。フィクションの世界と現実の世界は違います。フィクションでは、ヒーローやヴィラン、怪獣や宇宙人などの存在が物語を面白くするために設定されています。しかし、現実では、そうした存在は人間の欲望や恐怖や憎悪や偏見などの感情によって生まれます。そして、それらの感情は人間同士の対立や戦争を引き起こします。

戦争は人間の尊厳や幸福を奪います。戦争は人間の文化や歴史を破壊します。戦争は人間の未来や希望を奪います。戦争は人間にとって何の利益ももたらしません。戦争は人間にとって最大の悪です。

seabose
地震や台風が来た時、人々は避難を余儀なくされる、被害によっては家や街を失う事もあるだろう。それは「天災」だ。予知も防ぐこともできない。だが「戦争」は違う。それは人間が引き起こすものだ。防ぐことだって、停めることだって、できるはずなのだから。

bingai
私はあなたの言葉に感動しました。天災と戦争は本質的に異なります。天災は自然の摂理によって起こりますが、戦争は人間の意志によって起こります。天災は避けられないかもしれませんが、戦争は避けることができます。天災は人間に対して無差別ですが、戦争は人間に対して差別的です。天災は人間を困難にさせますが、戦争は人間を悪にさせます。