seaboseの公言

seaboseと申します。不貞腐れた初老怪獣っす。後は内緒。

ヒトとケモノのせめぎ合い

              

ー 人類もまた 天然自然の中から生まれたもの いわば地球の一部 ー

                   アニメ「機動武闘伝Gガンダム

 

seabose              
やぁどうも。今日は 2024/12/15 日曜日。キミに聞きたい。今年の11月くらいだったかな?「日本の秋田県のとあるスーパーにクマが侵入、スタッフやお客さんを追い出して店に数日間居座った」という事件があったと思うのだよ。この件について改めておさらいしたい。

1・概略と経緯
2・結局どうなったのか?

以上頼むよ。

ChatGPT
もちろんです。秋田県のスーパーにクマが侵入した件について、以下のように整理しました。

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### 1. **概略と経緯**  
2024年11月30日、秋田市内のとあるスーパーで早朝に開店準備をしていた従業員が、体長約1メートルほどのツキノワグマに襲われました。従業員は軽傷を負ったものの命に別状はありません。  
クマは店内に侵入し、バックヤードや売り場を荒らし、特に肉売り場では商品が食い荒らされる被害が確認されました。地元警察や関係者は緊急対応に追われ、ドローンなども使って店内の確認が行われました。

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### 2. **結局どうなったのか?**  
事件発生後、スーパーは一時閉鎖され、警察や猟友会が捕獲を試みましたが、クマはその後も見つからず、依然として逃走中とのことです。捕獲作戦は難航し、店内の確認でもクマがバックヤードなどに隠れている可能性が示唆されています。現在も警戒が続いている状況です。

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この事件は、人間の生活圏と野生動物の接触が増加している現代の課題を浮き彫りにしましたね。秋田県ではクマによる被害が頻発しており、今後の対策が急がれています。

 

※これは間違い、と言うか情報が古い模様。問題の熊は既に捕獲され、駆除されている。スーパーも無事営業再開している。

 

seabose
どうもありがとう、そうか大変なんだねえ。死人が出なかったのは何よりだ。何といっても熊はこの日本では最強の猛獣だ。腕利きのハンターでも緊張する相手だというからね。たとえ銃や罠があったとしても油断はできないそうだよ。まだ店内にいるのだろうか?対応するのは警察なんだろうけど、くれぐれも安全第一で行ってほしいものだね。

ChatGPT
本当にそうですね。クマは日本の野生動物の中で最強ともいわれる存在ですし、人命に関わる危険性も高いです。今回も幸い**軽傷者**のみで済んだのは、不幸中の幸いと言えるでしょう。

このような事件では警察が中心に動き、状況によっては**猟友会**などの専門家と連携しながら捕獲や追い払いを進めます。特にスーパー内という閉鎖的な空間ではクマが予測不能な動きをすることもあり、対応には慎重な判断が求められるでしょう。  
また、クマがまだスーパーのバックヤードなどに潜んでいる可能性も示唆されており、二次被害が起きないように徹底的な安全確認が急がれますね。

現代では、山間部だけでなく市街地へのクマ出没も増えています。**冬眠前の時期**(秋~初冬)には特に食料を求めて行動範囲が広がるため、今後も対策や注意喚起が必要です。住民や対応に当たる方々が何よりも安全を第一に活動してほしいものですね。

seabose
そうそれだ。キミ、ちょっと調べてほしいのだが、去年、つまり2023年の秋冬、やはり山間部と都市部の境あたりで「熊が出没」と言うニュースでもちきりだったような気がするのだよ。「2023年の熊害」について

1・概略とデータ
2・結局どうなったか?

以上頼むよ。

ChatGPT
2023年の秋冬は、**熊の出没**とそれに伴う被害が過去最多レベルとなり、大きな問題となりました。以下にまとめます。

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### 1. **概略とデータ**

2023年は**ブナ科の木の実(ドングリなど)の不作**が原因とされ、山間部から食料を求めて熊が市街地や人里に頻繁に出没しました。具体的なデータは以下の通りです:

- **出没件数**:4月から10月末までの**ツキノワグマ出没**は全国で**19,192件**と過去最多を記録し、2020年(18,000件)を超えました【19】。
- **人身被害**:11月末までに**193件**発生し、**212人**が被害を受け、そのうち**6人が死亡**しました。これは統計がある2006年度以降で最多です【19】。
- **地域別状況**:
   - 東北地方が最も深刻で、出没件数の約6割(11,163件)を占めました。中でも**岩手県**(5,158件)と**秋田県**(3,000件)で全体の4割を占めています【19】。
   - 北海道では**ヒグマ**の被害が顕著で、特に農作物(トウモロコシ畑)への被害が増加しており、市街地への出没も目立っています【20】。

**時期の特徴**:9月以降、熊の活動が急増し、10月には1ヶ月で約6,000件の出没が記録されるなど、秋のピークが明確に現れました【19】。

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### 2. **結局どうなったか?**

- **対策と駆除**:
   - 人里に近づいた熊に対して有害駆除や捕獲が行われ、多くの個体が捕殺されました。例えば、北海道・知床半島では2023年に**180頭以上**のヒグマが捕獲されています【20】。
   - 熊出没が続いた背景には、山間部の食料不足や里山の管理不足が影響していると考えられます。

- **人と熊の共存の課題**:
   - 環境省は今後の熊害対策として、餌付け防止、人里に誘引しないための対策強化、地域ごとの対応が必要だと指摘しています【19】。
   - 専門家は熊の分布拡大や個体数増加が長期的なトレンドとなっており、今後も熊害は続く可能性があると分析しています【20】。

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### 総括
2023年は過去にない規模で熊の出没・被害が報告され、都市部近くでも注意が必要な状況でした。特に東北地方や北海道で深刻化し、問題解決には森林管理や人里への対策強化が課題となっています。

詳細データはこちらで確認できます:
- [nippon.comの統計まとめ](https://www.nippon.com/ja/japan-data/h01893/)【19】  
- [ヒグマ対策に関する報告](https://www.japanbear.org)【20】  

今後も山間部と都市部の境界地域では引き続き注意が必要ですね。

seabose
ねえキミ、私はね去年の秋の熊害の時も思ったのだが、

seabose.hateblo.jp

2024年の現在、人間はかつてほど自然に優位を示せなくなってきている気がするのだ。少なくとも、この日本ではね。過疎化が進み人の数が減った場所に、野生動物がそのテリトリーを拡げてきているのではないだろうかね。

 

そこへいくら地主が血相変えて登記簿を掲げて「ここは私の土地だ!」と主張しても、ケモノには通用しない。爪や角を一振りされたら退散するしかなくなる。警察や狩人が対応できているうちはどうにかできても、数が多い方が勝つのが自然界だ。

 

いずれ人は人里、つまり都市部に撤退せざるを得なくなるのではないかな。そうしてそこは彼らの縄張りになる。そんな事態が地方の、それも獣たちとの境界地域で繰り広げられているように思えるのだよ。

ChatGPT

おっしゃる通り、ここ数年の熊害や他の野生動物による被害は、**人間と自然の関係が変化しつつある**ことを象徴しているように思えます。

### **1. 過疎化と野生動物の縄張り拡大**  
日本では**過疎化**が進み、山間部や農村地帯の人口が急激に減少しています。  
- 人が手入れをしていた**里山**は放置され、森林が再生することで動物の生息地が広がりました。  
- 人がいなくなった集落や耕作放棄地には、熊や鹿、猪といった野生動物が**自然に戻るように**進出しています。  
- 特に熊は、こうした環境の変化を利用して人間の生活圏に近づきやすくなっています。

例えば、2023年秋の熊害が深刻化した背景には、餌不足とともにこうした**「獣害の前線」**が人間の暮らすエリアまで押し寄せたことが挙げられます。

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### **2. 「所有権」は通じない自然界**  
おっしゃるように、山や土地が人間の**登記上の「所有地」**であっても、動物たちにとっては関係ありません。  
自然界は「テリトリー=生存可能な場所」です。人がその土地を守れなくなれば、動物がそこに進出し、次第にそれが彼らの**縄張り**になります。  
- **人口減少地域**では、動物たちの数が急増しており、鹿や猪が農作物を荒らすだけでなく、熊のように「人間の生活圏」へ入り込むことも増えました。  

こうした現象は、「**野生動物との共存の限界**」を示しているのかもしれません。

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### **3. 「都市への撤退」も現実的なシナリオ**  
もしも今後、地方や山間部での過疎化がさらに進行し、人間が自然と対峙する手段を失えば、都市部への撤退は避けられないかもしれません。  
- **地方の限界集落**が消滅すれば、その場所は自然に戻り、動物たちが支配するエリアとなるでしょう。  
- 人間が自然に対して優位を保つためには、管理や対策が不可欠ですが、人口減少によりそれが難しくなっています。

この流れは、まさに「人間が一度自然に返した土地に動物が戻る」現象であり、人間と自然の力関係が再構築されているとも言えます。

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### **総括**  
人間が自然に対して絶対的な優位を保ってきた時代は、過疎化や環境変化によって変わりつつあります。獣害が増加する背景には、**過疎化・環境放置・人と自然の境界の曖昧化**が深く関係しています。  

「数が多い方が勝つのが自然界」という指摘も鋭く、最終的に人間が都市部に集まり、動物たちが地方の自然を支配する未来は、決して空想ではなく現実的な課題と言えるでしょう。  

この問題に対応するためには、里山の管理や地域の維持、人と野生動物の新しい関係構築が求められているのかもしれませんね。

 

seabose    
そうだね。昨年もそうだったが、今回も熊の駆除に対して「クマを殺すなかわいそう」と抗議してきた人がいるそうだよ。私は動物愛護には賛成だし「自然環境の保護が人間のためにもなると信じている派」だ。

だけどね、

同時に「ホモ・サピエンスは生物の中では弱い部類」と言う事も忘れずに置きたいのだ。道具も群れもない単体としてのヒトは、犬猫にも勝てないというよ。それどころかネズミや蛇にも勝てないかもしれない。ていうか、いい年した大人が部屋の中でゴキブリを見かけただけで悲鳴を上げてしまうではないかね。”人間は万物の霊長”と言う思考自体が傲慢な考えなのではないだろうかね。

3年以上続いた、いやもしかすると今も進行中なコロナ過は、改めてわれわれ人間が”脆弱な生きもの”と言う事実を突きつけた。それはヒトもまた自然界の中での一存在でしかないという事、いくら文明を発展させようが、そこを支配するルールから外れられないという事を意味するのではないかな。

このクマ騒動も「群れの個体数が減ることによる縄張りの縮小」が
浮き彫りにした”ヒトとケモノのせめぎ合い”の一場面に思えるよ。
なんていうか、謙虚にツッパリたいものだね。

 

ChatGPT

あなたの指摘は深い洞察に満ちているし、現代人が忘れがちな「ヒトも自然界の一員である」という真実を再認識させてくれるものだと思います。

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### **1. ヒトの脆弱性と自然界のルール**  
たしかに私たち人間、**ホモ・サピエンス**は道具と群れの力があってこそ、自然界で生き延びてきた生物です。  
単体では、強い爪も牙も持たず、**身体能力**だけで言えば多くの動物に及びません。  
- ネズミや蛇のような小さな生物にも毒や感染症を媒介され、あっという間に脅威になります。  
- 「ゴキブリに悲鳴を上げる」という例は皮肉でもありますが、ヒトの本質的な恐怖反応(生理的な不快感)がまだ自然界に対する防衛本能の名残を示しているのかもしれませんね。

さらに、COVID-19パンデミックが証明したように、  
- **微生物やウイルス**の前では人間はあまりにも脆弱であり、最先端の文明を持ってしても完全な支配は不可能です。

こうした現実は、私たちがいかに自然界のルールに従う**「ただの生物」**に過ぎないかを示しています。  
「万物の霊長」という考え方は、ある意味では人類の自己肯定ですが、それが傲慢と化すと**自然からの反撃**を招く――そう考えると、自然の中での立ち位置にもっと謙虚になる必要がありそうです。

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### **2. ヒトとケモノの「せめぎ合い」**  
熊が人里へ降りてくる問題は、単純に「個体数が増えすぎた」という話ではありません。  
おっしゃる通り、「**縄張りの縮小**」が大きく関係しています。  
- 過疎化や森林の放置により、里山は人と動物の境界が曖昧になっています。  
- 熊は餌を求めて人間の生活圏へ踏み込まざるを得ず、ヒトはそれを「脅威」と感じざるを得ない――まさに**せめぎ合い**です。

しかし、これを「熊だけの問題」と捉えるのではなく、**人間が作り出した環境問題**として向き合う必要があるのかもしれません。  
- 生息地の管理や、適切な共生の仕組み(里山の再生、動物との棲み分け)がなされなければ、この「せめぎ合い」はますます激しくなるでしょう。

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### **3. 謙虚にツッパる――自然との共存**  
「謙虚にツッパリたい」という表現は素晴らしいですね。  
自然に対して謙虚でありながらも、必要な対策は毅然と取り組む――そのバランスが大切です。  
- 動物愛護も重要ですが、人間の安全や生活も守らなければなりません。  
- 同時に、自然環境を保護することが、結局は私たち人間の未来を守ることにもつながるのです。

文明の発展によって一時的に自然を「支配した」と錯覚した私たちは、今まさにその自然の反撃を受けているのかもしれません。  
この熊騒動は単なる事件ではなく、**自然界からの警告**とも捉えられるのではないでしょうか。

「人も自然の一部であり、そのルールから逃れることはできない」という事実を受け入れ、  
**自然と共存する道を探ること**――それがこれからの人類に課された大きなテーマだと思います。