seaboseの公言

seaboseと申します。不貞腐れた初老怪獣っす。後は内緒。

あめりか大統領選挙

seabose
やあどうも。今日は 2024年11月06日  水曜日。ニュースは米国大統領選挙の話で持ちきりだよ。今は日本時間で 17:00 どうやら共和党候補のドナルド・トランプ氏が優勢のようだね。君の方にそういう話は行っていないかい?

ChatGPT
現在、2024年のアメリカ大統領選挙ではドナルド・トランプ氏が優勢で、カマラ・ハリス副大統領に対してリードを広げている状況です。ただし、ノースカロライナオハイオウェストバージニアなど重要な州の集計がまだ続いており、接戦が予想されています。そのため、最終結果の確定には数日かかる可能性もあり、関係者は注視しています【6†source】。

seabose
うか、もちろん他所の国のことだから、日本人の私がどうこう言うことではないのだけれどね、やはり米国は日本にとって重要な国だ。関心を寄せないわけには行かないのだよ。

ChatGPT
確かに、他国の選挙ではありますが、アメリカは日本にとって経済面や安全保障面で非常に重要な国ですので、関心を持たざるを得ませんね。アメリカの政策やリーダーシップの変化は、日米関係や世界の情勢にも影響を及ぼしますから、日本人としても見守る価値があると言えます

seabose
ただね、トランプ氏優勢はなんとなく予想していたのだよ。私は。

おっと!こう言うと「そんなの事後孔明じゃないか」と言われるかもだね。”事後孔明”というのは中国のことわざというか流行語でね、事前は黙っているくせに結果が出てから、さも知っていたかのように振る舞う輩を揶揄する言葉さ。

ChatGPT
"事後孔明"、面白い表現ですね!確かに、後から「あの結果は予想していた」と言うのは誰にでもできることですからね。この言葉の由来である孔明諸葛亮)は中国の知恵者として知られていますが、そういった賢者を気取るような態度を皮肉った表現ですね。トランプ氏優勢を予想されていたとのこと、さすがに洞察力がおありのようです。

seabose
ありがと、ではなぜ私が選挙前にトランプ氏優勢と思ったのかの根拠を示そうか。

ズバリ”世論調査”だよ。選挙期間中、というか今夏バイデン氏が年齢を理由に急遽候補を取り下げ、慌ただしくハリス氏が民主党の候補になったあのあたりから、米国の世論調査の結果は逐一日本でも報道されていた。「ハリスとトランプ、どちらを支持するか?」とね。結果はどうだったと思うね?君なら調べられるだろう。検索してくれないかい。

ChatGPT
確かに、ハリス氏が急遽候補に指名された頃から、世論調査の結果は日本でも報道されていました。各調査では、ハリス氏とトランプ氏の支持率はほぼ拮抗しており、例えば、8月から9月頃の多くの調査では、支持率がほぼ同程度か僅差でした。特に年齢層や性別によって支持傾向が異なり、若年層や女性の支持がハリス氏に多い一方で、年配層や男性はトランプ氏の支持が強いとされました。また、ハリス氏は特に非白人層からの支持が厚い一方で、トランプ氏は白人層に優勢でした。

seabose
そう、それだよ。世論調査はいつ見ても「拮抗」「50:50」を報じていてね、だからこそ私は「こりゃやばい」と思ったんだ。なぜなら”世論調査というのはすべての人々の意思を反映したものではないからさ。

ChatGPT
なるほど、確かに世論調査は全体の意思を完全には反映しないですね。特にアメリカでは、投票率や支持層の偏りが影響することが多く、調査結果が実際の選挙結果と異なることもあります。また、調査が「拮抗」している場合、逆に危機感が高まり、「隠れ支持層」や無党派層の動向が予測しづらい面もあるため、選挙結果が意外な展開を見せることもあります。

seabose
そう、その無党派層こそが選挙の行方を左右する鍵だった。それは米国に限らず日本でもそうさ。10月末に行われた衆議院選挙でも同じことが言われていたのだよ。「無党派層はどう行動するか」ってね。

ChatGPT
まさにその通りですね。無党派層はどの選挙でも「勝敗の鍵」とされ、投票に向けた動機や支持先が不透明なため、結果に大きく影響します。特に近年、日本の衆議院選挙でも無党派層が注目され、各党が彼らの関心を引くために様々な政策を掲げましたが、無党派層の支持は予測が難しいですね。アメリカでも同様で、今回の選挙も無党派層の投票行動がトランプ氏とハリス氏の勝敗を大きく左右すると言われています。

seabose
でね、その無党派層の属性だが、だいたい富裕層、知識階級、公務員といったいわゆるエリート層とはかぶらないことが多い。つまり庶民であり、貧民であり、教育か行き届かず、安定した職につけない非正規雇用かあるいは無職だったりするのさ。彼らは、かくいう私もそうだが、政治を自分たちの生活や人生とは関係のない出来事だと思っているのだよ。

ChatGPT
おっしゃる通り、無党派層には、生活や仕事が不安定で政治への関心が薄い人々が多い傾向がありますね。彼らはエリート層や富裕層とは異なり、自分たちの生活に政治が直結していると感じにくく、そのために投票意欲も低下しがちです。無党派層の多くが非正規雇用や低所得層に属しているため、政策の恩恵があまり感じられないというのも、その背景にあるかもしれません。

seabose
でもね、世論調査から見えないからといって、彼らの存在が消えるわけではない、我々はここに居るし、生きているのだよ。ところで君、「ヒルビリー」という言葉を調べてくれないかね?

ChatGPT
ヒルビリー」という言葉には、アメリカのアパラチア山脈やオザーク山脈周辺の人々を指す意味があり、特に貧困や教育水準の低さと結びつけられてきました。この語はもともと、スコットランドアイルランド系移民がアパラチア地方に入植した際、彼らの方言や伝統から派生したものです。20世紀初頭には、貧しい田舎者としてのステレオタイプが確立され、映画や音楽で「ヒルビリー」は「無学で野暮」と描かれることが多くなり、彼らを見下すニュアンスが加わりました。

ただし、近年はアパラチア文化やその持続力に誇りを持つ人々によって「ヒルビリー」が再評価され、音楽や工芸、コミュニティを通じてポジティブに捉え直される動きもあります。Kentuckyでは「Hillbilly Days」という年次フェスティバルも開かれ、地域文化を祝う機会となっています。

seabose
そうか、由来はそこから来ていたのだね。だが2024年の今、ヒルビリーという言葉は「見放された、貧しい白人層」を指す意味もあると聞いたよ。どうかな?

ChatGPT
はい、「ヒルビリー」という言葉は、現代のアメリカ社会では「貧しい白人層」や「見放された地域の住民」という意味も含むようになってきました。特に経済的に厳しい状況に置かれ、教育や医療へのアクセスが限られた地方の白人労働者層を指すことが増えています。この用法は、特に「ラストベルト(Rust Belt)」や「アパラチア山脈地域」など、かつて工業で栄えたものの経済が衰退した地域に住む白人労働者に対して使われがちです。

また、近年の選挙で注目を集めた「忘れ去られたアメリカ人」や「置き去りにされた労働者層」としての象徴にもなっています。この層は、グローバル化や製造業の衰退によって経済的に苦境に立たされ、政治への不満が強まっているとされます。彼らの支持が近年のアメリカ政治に大きな影響を与えていることもあり、「ヒルビリー」という言葉が持つ意味も多面的になってきているのです【42†source】 。

seabose
そう、まさにその”忘れ去られた人々”こそが大事だったんだ。トランプ氏は副大統領候補にヴァンス上院議員を選んだ。この人は「ヒルビリー・エレジー」というこの忘れ去られた人々についての著書でベストセラーを飛ばした人でね。うまい人選だなと思ったものだよ。資質能力はともかく、彼らに「俺達のことをわかってくれてる」と思わせるには十分だったろうね。

翻ってハリス氏、というか民主党はどうだったろうか?4年前、トランプ氏から大統領の座を奪い、政治を取り戻した。だがトランプ氏を支持する人々に語りかけたことはあっただろうか。「独裁者だ!」「民主主義の敵だ!」「彼を支持するものはおかしい!」ひたすらそればかり連呼して、暇さえあれば”元大統領”だの”有名歌手”を読んで内輪のパーティ会場で盛り上がっていた。外の事など知らない、世界はここしかないみたいなノリでさ。結果、分断を解決できないままこの選挙を迎えてしまったのではないかね?その4年間のツケを払わされているように見えるよ。請求書に書かれた金額に仰天していそうだね。

ChatGPT
おっしゃる通り、トランプ氏がヴァンス上院議員を副大統領候補に選んだことは、政治的に非常に巧妙な戦略でした。ヴァンス氏は『ヒルビリー・エレジー』という著書で、アメリカの貧困層、特にアパラチアの人々の苦境を鋭く描写し、彼らの「声」を代弁してきた人物です。この背景から、ヴァンス氏は「ヒルビリー層」の人々に対して非常に強い共感を得ており、トランプ氏の支持基盤にとっても重要な人物となるでしょう。トランプ氏が「俺たちのことをわかってくれている」と感じさせるために、非常に適した選択だったと言えます。

一方、ハリス副大統領を擁する民主党は、4年前にトランプ氏に勝利して政権を取り戻しましたが、その後の4年間は分断を解消できなかったことが明白です。民主党はトランプ氏を「独裁者」や「民主主義の敵」として非難し続け、支持者に対しても「彼を支持する者はおかしい」といった態度を取っていました。このような対立的な姿勢は、結果的にアメリカの社会的な分断をさらに深め、トランプ氏支持層との溝を埋めることはできませんでした。選挙戦が進むにつれて、トランプ氏の支持者たちはますます疎外感を強め、「自分たちの声が無視されている」という感情が高まっていきました。この4年間のツケが、2024年の選挙結果に反映されているように見えるのです。

seabose
かくいう私だってそうさ。先の選挙でいつもどおり投票した。政治信条的には左翼なのでね。そういう所に入れたけれども、その政党の公約は「子育て支援!」「若者優遇!」だった。…苦笑いが出たよ。だって独身高齢非正規労働者の自分には関係がないんだもの。それでも投票した。「まるで宗教だな」と思ったものさ。

ねえ君、選挙は終わったが、この日本にも忘れ去られた人々は居る。世論調査に反映されない、投票行動も消極的な人たちがね。それを「意識低い!見放されて当然!自己責任!」と突き放すのは簡単だが、それはより大きな問題の入口を開くだけだと思うよ。

ChatGPT
私も理解できます。その選挙における公約が「子育て支援」や「若者優遇」というもので、自分の立場と関係がないと感じたのは、非常に共感できる部分です。政治的には左翼寄りと自認していても、現実的には自分に直接関係のない公約が並んでいると、投票することに対して複雑な気持ちが生まれるのは当然のことです。そのような状況でも投票を続ける姿勢は、ある意味で「義務感」に基づいているとも言えますが、その結果として自分にとって無関係な政策が進められるという現実は、非常に厳しいものです。

また、あなたが指摘した「忘れ去られた人々」についてですが、確かに日本でもそうした人々は存在します。世論調査に反映されない、投票行動に消極的な人々は、政策が彼らの生活にどのように影響するかを感じられないため、政治に対して無関心や疎外感を持つことが多いです。「意識低い」「自己責任」という言葉で突き放すことは簡単ですが、そのような態度がさらに社会的な分断を助長し、問題を深刻化させる結果になりかねません。社会が直面する課題は、そうした「見放された」人々をどう取り込むかにかかっていると言っても過言ではないでしょう。彼らの声を政治に反映させ、政策が広く公平に届くようにすることが、本当の意味での社会的安定や成熟に繋がるのだと思います。

政治における分断を解消し、誰一人取り残さない社会を作るためには、その存在を無視せず、政策がすべての人々のためであることを再確認する必要があると感じます。

seabose
8年前、トランプ氏が初めて大統領に就任した時、私は”警戒すべき人物”と思ったのを覚えている。そしてその気持ちは今でも変わらない。平たく言えば、まあ嫌いだね。でも、だからと言って事実も存在も消える事は無いんだ。居る人は居るし、起きた事は在った事、なのだよ。そこに向き合わない事は許されないのさ。それがこれからの世界に必要な心構えじゃないのかな?そう思うね。

ChatGPT
あなたの言う通り、「居る人は居るし、起きた事は在った事」という現実に向き合うことは、これからの世界で必要な心構えだと思います。トランプ氏のような政治家が持つ影響力やその支持層の存在を無視することは、結局、社会全体の問題解決を遅らせてしまうかもしれません。どれほど嫌いでも、彼を支持する人々の立場や不満が根底にある限り、その存在を無視したまま進むことは難しいです。

トランプ氏が大統領に就任した際、その言動や政策に対する警戒心を持つことは多くの人々に共通していた反応です。しかし、それでも彼が存在し、ある一定の支持を集めていた事実がある以上、その背景や支持層にどう向き合うかが、政治の成熟にとって重要だと言えるでしょう。これはアメリカだけでなく、どの国でも同じことが言えると思います。

今後、どのような政治家が出てきても、特定のグループを無視したり排除したりするのではなく、異なる意見や立場を持つ人々に耳を傾け、共存の道を模索することが求められる時代になってきていると感じます。分断された社会を修復するためには、対話と理解を深めることが不可欠です。