seaboseの公言

seaboseと申します。不貞腐れた初老怪獣っす。後は内緒。

小説添削2



も一回やってみる。ネタ元は同じく自作小説。
https://kakuyomu.jp/works/1177354054888859220/episodes/1177354054888859224

seabose
次の物語を読む前にルールを再定義するよ。

0・君はプロの編集者として、以下の物語を評価する立場である。これ以降、君の発言は全てこの設定に準じた内容にする事。
1・君が読む物語の各段落の最大文字数は 2048文字とする。
2・君が読む物語の各段落の最初には【作品名(数字)話】が宣言され、それ以下を本文とする。
3・各段落の本文の最後ではかならず【つづく】【おわり】のどちらかが宣言される。【つづく】の場合は次の本文が存在する事を意味する。【おわり】の場合は次の本文は存在せず、その物語は完結という事を意味する。

いいかね?

ChatGPT
はい、了解しました。以下の物語の評価には、上記のルールに基づいて行います。

seabose
【紙とペンと魔導書士(1)話】
 しなる蔓が鞭のような風切り音と共に少女の右手に絡みつく。振りほどこうとするが逆に締め上げられ少女の身体はずるずると蠢く巨大な魔草の方へ引きずられていった。少女は歯をくいしばり、左手に握りしめた紙の玉を魔草に投げつける。すると皴くちゃに丸められたはずの紙玉はみるみる広がり、ピンと皴ひとつない紙となって魔草に貼りついた!。そこには文字と紋様が記されている。次の瞬間!紋様と文字は爆炎を発し魔草に燃え移った!炎に包まれた魔草は獣のようにのたくっていたが、やがて白煙が燻る燃え殻となって縮み崩れた。
 戦いに勝利した少女は立ち上がる。が、表情は暗い。そしてふいに”しまった!”という顔で自分の腰のあたりを手で探る。羽織った深緑の外套をめくると腰に巻かれた皮帯に括りつけられた小さな瓶。その蓋が開いて中の墨が流れ出し、少女の太腿を黒く染めていた。墨は外套の内側にも伝って、しまわれていた紙束を真っ黒に塗り汚している。少女は唇を噛んだ。「墨こぼしちゃった。紙もこれじゃ使えない」
 陰鬱なまなざしで少女は森の向こうを見た。遠くからひゅるひゅるめりめりという音が聞こえる。魔草の群れだ。もうすぐ生気を宿し動き出し、自分たちの村を押し潰すだろう。それを防ぐのが自分の使命なのに。力なく少女は墨で汚れた紙束をめくる・・・と、最後の一枚が奇跡的に白紙だ!瓶の墨は失われたが、金筆に溜まった墨が残っている。一度、あと一度だけ、魔法を使う事ができる!
 だが何の呪文を書けば?さっきの”爆炎”はだめだ。一体の魔草しか相手にできないし、そして倒せるとは限らない。ならば・・・
 躊躇した。”あの呪文”は言い伝えだ。効果証明されていない。確実に作用するのか?でも今はこれに賭けるしか・・・少女は大きく息を吸うと、紙を広げ、金筆を手に、呪文を書き始めた。


今この瞬間、俺の目の前で起きた事を語っても、誰も信じやしないだろう。絶対の自信がある。そもそもこの俺が━━真平 奏太(まだいら かなた)16歳、ピカピカの高校一年生が━━宿題をほぼまったくやらず、小テストの成績がずんどこ続きだったという本当に些細な理由で教師から注意され叱られた挙句に、級友がキラメキの青春を謳歌する中、こうして放課後の教室で一人居残りレポートを書かされているのは世界の七理不尽の一つにカウントされてもいんじゃないだろうか。
 目の前には真っ白な400字詰め原稿用紙の束とボールペンがある。原稿用紙て。俺作家じゃねーんだけど。ITの現代に原稿用紙とボールペンて。教師曰く「ぱそこんを使うと複製が簡単に出来るから信用できん。それに手書きの方が”心”がこもる」平成か!いやもっと昔、昭和とか大正の価値観じゃねーのそれ?。
 あ~やる気しねえ。スマホは「気が散るから」と没収されちまった。
たまには気晴らしも必要だろ!気が散らなきゃこの原稿用紙が埋まるとでも?そんな魔法があるなら習いたいわ!今は午後4時。腹減った。コンビニ行きたい。ポッケに500円玉がある。カップ麺と肉まんとコーラ・・・

 いきなり目の前に 手 が現れた。

・・・ほ~ら信じないだろ!俺だって信じねーよ!だが本当なんだ。
目の前の空間から 手 が 生 え て い る ん だ よ 。
 その”手”は呆気にとられた俺が座る席の机の上をしきりに探っている。その上喋りやがった、”手”が。
「書くもの!何か書くもの!」女の子の声だ。
そして原稿用紙を探り当てると束ごとつかみ取って、空間に消えた。

 ・・・うん。気のせいだ。やはり根の詰め過ぎはよくない。今日はここまで。職員室行ってココロの体調不良を訴え、帰らせてもらお・・・ ま た ” 手 ” が 生 え た !

「書くもの!何か書くもの!」再び現れた”手”は、今度はボールペンを握っている俺の右手を探り当てた!。ボールペンを奪い取ろうとする”手”を反射的に俺は左手で押さえた!。小さな悲鳴が聞こえ”手”は引っ込んだ!。”手”をつかんでいる俺も一緒に引っ込んだ!。”手”が生えてきた”向こうの空間”へ!。

【つづく】

 

ChatGPT
これは2つのパートに分かれた物語です。最初のパートでは、女の子が魔法の紙とペンを使って巨大な植物モンスターを倒します。しかし、戦闘中にインクを紙にこぼしてしまい、迫り来る植物モンスターの軍団と戦えないと信じています。彼女は1枚の白い紙を見つけ、特別な呪文を使って軍団を打ち負かそうとします。

2番目のパートでは、高校生の前平彼方(Maidaira Kanata)は、宿題をやらなかった罰として、放課後に教室に閉じ込められてレポートを書いています。彼は自分のやる気のなさと成績の悪さを反省し、クラスメイトたちが若さを楽しんでいる中、自分だけが苦労していることを感じます。

seabose
【紙とペンと魔導書士 (2)話】
・・・蒸し暑い。なんだここ?目を開けると、
緑、緑、緑、緑一色の世界が広がっている。ジャングル?アマゾンとかニューギニアとか?だがなんか変だ。そういうのTVで見た事あるが、ここの草木は形も大きさも明らかに違う。   

   地 球 か こ こ ?

「あなた誰?」その声に”手”の事を思い出した。例の”手”にはちゃんと先があった。肘、腕、肩、そしてその先は・・・まず目に入ったのは、蜜柑みたいなオレンジ色の髪の毛。茶髪や金髪とは違う鮮やかなオレンジ色の髪の毛。そして宝石みたいなエメラルド色の大きな瞳。
深緑色のマントを羽織っている。そしてここが重要なのだが、(・・・ヤバい・・・すっげ可愛い)俺とタメか、一つ二つ年下に見える美少女が、ボールペンを持った俺の右手を掴んだまま驚いた表情で俺を見ていた。
(おちつけまず第一印象大事超大事!)俺は口を開いた。
「ども!俺まだいら かなた!君は?」驚いた表情がみるみる硬くなる。「手離して」慌てて手を離すと同時に彼女は俺の右手のボールペンをひったくった。右手にペン、左手に紙を持った彼女は何かを書き始めたが、何度かペンを走らせた後、怪訝な表情でペン先を見ている。
「あ、ボタン押さないと」俺がボールペンの後のボタンを押すと、
ペン先が飛び出た。彼女はそれを驚いた顔で眺めていたが、すぐに原稿用紙の上に何やら書き始めた。「ねね何描いてんの?絵?文字?すっげ上手いじゃん」ふいに彼女は書いていた紙を丸め俺に投げつけると、いきなり紙が広がって顔全体を覆いつくした。「ん~ん~っ」息ができない!声も出ない!
「”おだまり”の呪文。効果は出てる。よかった、使えるわこれ 」
紙が引きはがされると「ぷはっ」息ができるようになった。
訳がわからず呆然とする俺にオレンジ色の髪の毛の少女は

「私はヴュニス 魔導書士」

紙とペンを手に、そう名乗った。
硬い表情を崩さないヴュニスから聞き出せたのはだいたいこんな事だった。まずここはネールの森村。いま”魔草”という怪物に襲われている。魔草というのは━━ここ、俺の理解を越えた感じなのだが━━
極めて狂暴な肉食植物で、彼女はそれと戦う魔法を駆使できる”魔導書士”なんだと。ただその魔法には書くものと書かれるもの、つまりペンと紙が必要となる。で、戦いの最中、彼女は自分の紙と筆をダメにしてしまい、最後の一枚に”違う世界からアイテムをお取り寄せする”呪文を書いた。そしてその先に原稿用紙とボールペンを手にした俺がいたという事らしい。「魔法の呪文って口で唱えるもんなんじゃないの?」俺。「唱える?声でって事?ダメ。声なんて空に消えちゃう。書いて残さないと」ヴュニス「とにかくこれで戦える」満足げに紙とペンを抱え「これ,貰っとくね」微笑んだ。「そりゃ構わないけど、俺は?」やにわに厳しい目でヴュニスは森の奥を睨んだ。
「魔草が来る。隠れて」その手は止まらずに呪文を書き続けている。
【つづく】

 

ChatGPT
【紙とペンと魔導書士 (3)話】
俺はヴュニスの話に驚きつつ、ここが異世界であることを再確認した。

「というわけで、あなたに出会えたのは運命的なことだったのね。私はこの世界の平和のために戦っているの。あなたも手伝ってくれない?」とヴュニスが尋ねてきた。

俺は迷うことなく答えた。「もちろん、手伝います!」

ヴュニスはにっこりと微笑み、俺に手作りのペンと紙を渡してくれた。「これであなたも魔導書士よ!」と。

「ありがとう!でも、僕はただの大学生で、魔法なんて全く分からないよ?」と、俺はヴュニスに伝えた。

「大丈夫。私が教えるわ。まずは魔法陣を書いてみましょう」と、ヴュニスはペンで瞬く間に紙に魔法陣を描いた。

「この魔法陣を描いた後に、書きたい魔法の言葉を唱えるのよ」と、ヴュニスは教えてくれた。

俺はヴュニスが書いた魔法陣を見て、思わず感嘆の声を漏らした。それは、とても美しく、神秘的なものだった。

「すごい!こんなに美しい魔法陣が書けるんだね。じゃあ、何を書いたらいいんだろう?」と、俺はヴュニスに尋ねた。

「それは、あなた次第よ。自分がどんな魔法を使いたいか、どんな力を使いたいか考えて、それに合った言葉を書いてみて。あなたなら、必ず素晴らしい魔法を使いこなせるわ」と、ヴュニスは微笑んで言った。

俺は魔法陣を眺めながら、何を書こうかと考えていた。そして、思いついた。

「よし、書くぞ!」と、俺は決心した。

ヴュニスも嬉しそうに笑っていた。今、俺は自分が想像もつかなかった世界で、一緒に戦う仲間を得た気がした。

seabose

【紙とペンと魔導書士(3)話】

”魔草”。茂みから現れたそれは俺の想像をはるかにぶっ飛ばす怪獣だった。最初は象とかサイだと思った。大きさと形がなんか似てたからだ。だが象にしては足の数が多すぎる。サイにしては棘の数が多すぎる。何より全体が気持ち悪い緑色だ。鞭のようにしなる蔓が胴体から何本も生え、ひゅるひゅると音をたてながら周囲に絡みつき、重そうな本体を引きずっている。立ちすくむ俺に「危ない!」ヴュニスの鋭い声が飛び、次の瞬間!俺は足を掬われて地面に引き倒された!見ると右足に蔓が巻き付き、ものすごい力で本体の方へ引っ張られている!蔓の根元はぱっくりと開き、太い棘が何本も生えた毒々しく赤い口のようなものが見える。棘になにか引っかかっている?獣の骨?人の頭蓋骨?あそこに捕まったら生きたまま溶かされるんじゃないのか?その時魔草の口の中に丸めた紙が放り込まれるやピンと広がり、
書かれた紋様から”爆炎”が吹き出た。蔓はちぎれ俺の足は自由になった。
「助かった」俺
「隠れてって言ったでしょ!」ヴュニス
「手伝うよ」俺
「何言ってんの?あなた呪文書けない」ヴュニス
「呪文は知らねー、でも投げれる」俺の言葉にエメラルド色の瞳が驚きの光を浮かべて俺を見ている。「君は呪文書きに専念しろ。俺が」立て続けに紙玉を魔草に投げつけた。二体の魔草が燃え上がった。
「奴らに投げる!」「君が異世界からお取り寄せしたのは紙とペンだけじゃない、俺もだ!そうだろ?」
彼女は無言で自分の背を俺の背中に付けた。これで全方位見張る事ができる。ヴュニスははひたすら書き、俺はただ投げ続けた。そこかしこで爆炎が上がる!ふいに彼女からの紙玉の補充が途切れた。振り向くと彼女の手には紙が一枚。

あれほどあった原稿用紙は最後の一枚になっていた。

尽きない魔草の群れが迫ってくる。ヴュニスはさらさらと最後の一枚に呪文を書く。俺は気づいた「それ何の呪文?”爆炎”じゃないよね?」彼女はなぜか微笑んだ。「”転界”の呪文、あなたを返す、元の世界へ」
「何言ってんだ!魔草はまだ」
「ありがとう かなた」俺に紙玉が投げつけられピンと広がる。
俺は足から消え始めた。元の教室へ引き戻されようとしている!
瞬間閃いた!「ヴュニス!一緒に来てくれ!」
彼女は首を振る「私は逃げない。ネールの森村の人たちを見捨てない」
「違う!名案があるんだ!でも君が来ないとダメなんだよ!」
俺は手を伸ばす。もう胸まで消えかかっている。
「頼む!信じてくれ!」

ためらいがちに差し出されたその手を俺は強く握りしめた。


駆け込んできた少年少女の異様さに店員は思わず中華まん補充の手を止めた。少年の方は制服が破れてボロボロ。少女の方はオレンジ色の頭に変な雨合羽。脇目も振らず店内の一角に向かい用事を済ますと”消えるように”出ていった。やれやれと店員は首を振る。


あいつら、コンビニコピー機で何かを50枚コピーしていったぞ。

【おわり】

 

ChatGPT
この物語は、主人公と彼女の冒険を描いた物語であり、彼らが異世界に迷い込み、危険に直面している様子が描かれています。

主人公は、異世界に迷い込んだ際に、彼女と出会います。彼女は魔導書士で、主人公に魔法を教えてくれます。主人公は、彼女と協力して魔草と戦い、紙とペンを使った呪文で魔法を使います。

魔草は、茂みから出てきた巨大な怪物であり、主人公と彼女が危険に直面するきっかけとなります。主人公は、彼女が書いた紙玉を投げつけて魔法を使い、魔草を撃退します。

物語の最後には、主人公は異世界から元の世界に戻りますが、彼女は留まり、ネールの森村の人々を助けます。


※理由はわからないが、2話の時点でなんと「続きを書いてくれた」
すげー!こんな事できるんだ!でも私が期待する振る舞いとはちょっと違うのだよな。内容は、そうね、辻褄はまあまあ合っているものの、読解ミスがある。あの世界観は「魔法の呪文は口で唱えるモノではなく、模様と文字で描き表すことで発動」という設定なのよ。本文(2)にも書かれているのだけどな~伝わらなかったか。それと・・・まあなんだ。お話としていちおう形は出来ている、が、何と言うか”エモさ”が足りないように思える。米国のAmazonだっけ?早速AIに書かせた小説が販売されてるそうだが”AIが書きました!という売り”が消えてから初めて真価が問われると思う。